シロ財団が出会いたい活動

私たちは、資金の助成はあくまでも支援の方法のひとつ、と位置づけています。活動資金の提供だけで関係を終えるつもりはありません。活動の現場を知り、言葉になりにくい困りごとに耳を澄まし、その団体が大切にしていることを、ともに考える。ときには、面倒くさがられるくらい寄り添って伴走しながら、その活動が続いていくために必要なことを話し合い、ともに取り組んでいきたいと考えています。

そして、私たちが大切にしたいのは、「居場所」をつくっている人たちの、日常や顔が見えること。みなさんと出会い、時間を共有し、話し合い、時間をかけて関わり続けられること。それが、シロ財団が支援を考えるうえで大切な要素です。ただ、「居場所」や「支援」という言葉だけでは、その輪郭は曖昧かもしれません。居場所とは、必ずしも決まった施設や制度のことだけを指すのではありません。困ったときに帰ることができる実家のような場所。誰かに出会える場所。自分のままでいてもいいと思える場所。何かを表現したり、ただそこにいたりすることが許される場所。そうした日々の関係の中に、人が孤立しないための支えは生まれています。

北海道で活動する二つの団体を紹介します。帯広市のNPO法人「スマイルリング」と、旭川市の「まちなかぶんか小屋」です。支えている人も、活動のかたちも異なりますが、どちらにも共通しているのは、見えにくい困りごとに気づき、人が排除されず、孤立せずに生きていくための関係を、日々の実践としてつくり続けていることです。

シロ財団の助成申請を検討している団体の方にとっても、この二つの活動はひとつの手がかりになるはずです。私たちが応援したいのは、単に「よい活動」や「地域を盛り上げる活動」ではありません。社会の中で見えにくくなっている生きづらさに向き合い、その人がその人のままでいられる場所や関係を、時間をかけて育て、維持している活動です。

このページが、居場所をつくっている人たちを知る機会になり、また、申請を考える団体の方にとっては、自分たちの活動とシロ財団の考えを照らし合わせるきっかけになれば幸いです。

シロ財団が伴走している団体

対象となる事業と団体

・社会で生きづらさを感じたり、困ったりしている方たちにとっての居場所をつくり、運営している団体
・「誰も何も排除しない社会」をつくるシロ財団の想いを共有し、社会にとって必要で価値ある活動をしている団体
のうち、活動の継続や拡大のための支援を必要としている団体

対象団体

一般財団法人、一般社団法人、公益財団法人、公益社団法人、社会福祉法人、特定非営利活動法人のほか、
上記の事業を行っている団体であれば、個人や任意団体の公募も可能です。
ただし、有期のプロジェクトなど、活動継続を前提としていないものは対象外としています。

※株式会社・有限会社など営利を目的とする企業・団体からの申請は受け付けておりません。

対象事業と経費(費目)

助成内容:助成事業の実施に必要な経費
(人件費、旅費交通費、備品消耗品費、会場費、業務委託費、水道光熱費、広告宣伝費、通信費、謝礼金、食費、修繕費、研修費、など)

  • 助成開始に際して、使途内訳はあらかじめ計画し共有いただきます。内訳の変更については協議の上認められるものとします。
  • 他団体や行政機関等による助成金を受けている場合にはあらかじめお知らせください。
  • 対象団体の役員報酬、家賃にはご使用いただけません。

審査の基準

継続・発展性
財団からの助成終了後においても、同事業を継続・発展させる意欲があること
受益者利用者の尊厳・安全への配慮
尊厳や安全に配慮し、暴力・虐待・ハラスメント・事故等に備えて、必要な方針や体制を組織として整えていること
信頼性
組織や活動についての情報公開を適切に行っているか、申請分野において十分な活動実績があること

2026年度 助成金募集要項

募集要項の概要
本助成金は、地域の居場所づくりや社会福祉活動を行う団体等を支援し、社会福祉の向上に寄与することを目的としています。
対象者
社会で生きづらさを感じたり、困ったりしている方たちにとっての居場所づくりや運営を行っている団体
「誰も何も排除されない社会」をつくる当財団と想いを共有し、社会にとって必要で価値ある活動をしている団体
そのうち、活動の継続や拡大のための支援を必要としている団体
助成額
内容および使途に応じて決定(1件につき年間最大200万円を上限)
申請期間
<第1回募集>2026年4月1日~2026年6月30日 (募集終了)
<第2回募集>2026年8月1日~2026年9月30日

募集要項を必ずご確認のうえ、助成金申請フォームよりお申込みください。
募集要項

お申し込み方法

助成金申請書にてお申し込みください。
助成金申請書はExcel形式(.xlsx)のままメールでご提出ください。
申請書の記載内容や収支計画書の作成方法など、ご不明な点等がございましたら事務局までご相談ください。

〈お問い合わせ先〉
公益財団法人シロ財団
事務局(メールアドレス:info@shirofound.org

ご不明点はお気兼ねなくお問い合わせください。

助成内容

最大3年間を想定

助成期間の終了後も、対象の団体が自力で資金調達および自走運営の継続が可能な状態を目指します。
2年目以降の助成の継続は双方の協議の上で決定します。

年間最大200万円を想定

助成開始にあたり、あらかじめ一緒に事業計画をつくり、その進捗を共有していきます。
シロ財団からの助成金の使用用途については、明細を報告いただきます(頻度や形式は協議の上決定)。

活動費用の助成/定期面談での伴走支援、組織支援
/対象団体の活動情報に関するシロ財団からの発信

そのほか、詳細は事前に協議し、合意の上決定します。

助成の流れ

  1. 募集・応募(下記の助成金申請書をダウンロードしていただき、事務局あてにご送付ください)
  2. 書類審査
  3. 複数回の面談、現地での活動見学
  4. 複数回の協議、相談
  5. 助成決定

シロ財団の助成期間を経たゴール設定を一緒に取り決めたうえでスタートします。

助成金申請書

上記からダウンロードしていただき、ご記入の上、事務局宛にメールにてお送りください。

公益財団法人 シロ財団 事務局
(メールアドレス:info@shirofound.org

受領後、事務局よりご連絡を差し上げます。